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zoom RSS 茂木健一郎先生著作選(12)

<<   作成日時 : 2012/07/05 07:41   >>

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7月22日は、茂木健一郎先生藤枝市講演会の日です!

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(『思考の補助線』 茂木 健一郎著 ちくま新書)

まえにも一度ご紹介した
茂木先生の盟友増田健史氏の編集による名著です。

私の手もとにそれが届いた朝、

「茂木先生が帰ってきたよ」

と妻に話すところからその日の私のブログは始まりまっています。

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妻に言った。

「先生が帰ってきたよ」

『思考の補助線』を読み終えて私は胸を撫で下ろした。

このところ
茂木健一郎先生のテレビ出演の回数は異様に多くなっていた。

しかし
才能あるものが世に出てその才能を万民が楽しむ、
私はそのことにすこしの疑念も懐かない。

NHK「プロフェショナル」を毎週必ず予約録画して見ている。

先生が出演する民放の番組もほとんど見逃さない。

しかし一抹の不安もなかったといえばそれは嘘になる。

碧天に掲げられたはずのクオリアの旗が
ときおり雲に隠れて、
その在処を見失うような気がしていたのだ。

そこへ『思考の補助線』が出た。

雲間から陽が差したようだった。

読了して私は、
先生の掲げるクオリアの旗がいまなお高く翻っていると知った。

それは苦悩の銀に裏打ちされた確かな姿で、
青空に、翩翻と翻っていたのだ。

しかし彼ほどの天才をもってしても

「生きることの情熱と
 まっすぐに結びついた輝ける不思議を、
 たった一度しかない人生の中で、 
 受難しつくしたい」

と言わしめるほどに、クオリアの問題は難解である。

「世界全体を引き受けよう」として先生は呻吟していたのだ。

先生はやはり本物だった。

テレビ画面では笑顔をみせながら
深い苦悩の夜を過ごしていたのだ。

クオリアの進化論的解釈も
「哲学的ゾンビ」の視点に立てば
中立性を帯びることを、私はこの書で初めて知った。

「「個別」と「普遍」は、意識を媒介項として結合される」
この言葉も懐かしかった。

というのも、私がつたない自伝小説を世に問うたとき、
先生が下さった序文の一節に

「普遍性は、必ず、一人一人の人間の個別の人生の中にある」

と書かれていたのを思い起こしたからである。

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『思考の補助線』(2008/2)のあと
『トゥープゥートゥーのすむエリー星』(2008/5/29)
『こころと脳の対話』河合 隼雄 茂木 健一郎(2008/7)
『俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識』(2008/8/10)
『脳を活かす仕事術』(2008/9/10)
『茂木健一郎 脳は天才だ!』(2008/10)
『響きあう脳と身体』(2008/10/3)
『茂木健一郎の脳科学講義』(2008/10/8)
『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』(2008/11/7)
『脳はもっとあそんでくれる』(2008/12)
『クオリア立国論』(2008/12)とつづきます。

つづきはまたあした。

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