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zoom RSS 茶と剣(5)

<<   作成日時 : 2017/02/15 06:04   >>

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(写真は マシュー・ペリー提督)


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茶と剣(5)

時代は前後するが
嘉永六年に来航したペリーも武士の挙措を称賛している。

「(米艦)乗組の士官や水兵達は好奇心を抑制し切れずに、
ここかしこ数団となっていたが、
それにも拘わらず日本人達は片時たりとも沈着を失ふことなく、
泰然自若として冷静な威厳ある態度を保つていた」

「その時奉行と通訳達はいつものようにしとやかに
礼節正しく、一歩毎にお辞儀をしながら、
愛嬌のある中にも威厳を失はない態度で、
微笑しながら退艦したのであった」

「吾が士官達との交歓の際に示した洗練された慇懃さも、
明かにその場限りを装ったものでなかつた。
何故ならばそれは彼等の習性で、
日常相互の交際の際にも
同じく荘重な礼節を保つているからである」

(『ペルリ提督 日本遠征記』エム・シー・ペルリ)

じつはこの香山栄左衛門が、
江戸城登城も許されぬ一介の与力、
つまり浦賀奉行所の官吏にすぎないことを知ったら、
ペリーは怒りと同時に、
日本文化の深淵に畏れを抱いただろう。

この文章はアメリカの公式記録
『ペルリ提督日本遠征記』に記されているものだから
米国政府機関の幾たびもの検証のあとの文章であろう。

はじめて日本の武士の姿にふれた米国軍人の
率直な賞賛の言葉である。

このようにして、
戦意に満ちて浦賀に入港したペリーは、
彼自身気づかぬうちにしだいに戦意を削がれていく。

それは、美の力と言っていいだろう。

それは数千年の歴史の中で洗練された
朝廷儀式に淵源をもつ。

この日本人の特性、
極度に洗練された礼法は、
公家や武士のみならず、民衆にも行きわたっていた。

つづきはまたあした。

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