御林守河村家を守る会

アクセスカウンタ

zoom RSS 茶と剣(10)

<<   作成日時 : 2017/02/21 15:24   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


島田市博物館企画展「島田の刀鍛冶と天下三名槍」開催中!
http://shimahaku.jp/ シェアで応援お願いします!

茶と剣(10)

禁断の魔力。

青く光る日本刀の刃にふれてみたくなるような
危険な魅力を
萩の青年たちは松陰に感じとっていたに違いない。

それゆえ松下村塾へ通うことを
親は極度に恐れた。

松陰の頭脳には
鎖国下の幕末にして世界が見えていたのである。

ナポレオンの国民軍が
ヨーロッパ封建制度の正規軍を破竹の勢いで倒したことも、
蒸気機関による産業革命のことも、
欧米列強の植民地政策が
日本の間近にまでその魔手をのばしていることも、
松陰は知悉していた。

じっとしていられず、
迫り来る国難を
幕府に知らしめんと警鐘を鳴らし続けたのだ。

清の轍を踏んではならぬ、と
ほとんど恐怖にかられるようにして
幕政改革を求めたのだ。

勤皇と佐幕、攘夷と開国、
それに加えて将軍継嗣問題でゆれる幕府は、
巨砲搭載の蒸気戦艦を後ろ盾とする西欧列強に
もはや対抗する力を失っている、
今こそ天皇の下に万民が結束し夷敵を打ち払うべし、
と一君万民論を松陰は唱えたのだ。

野山獄を出て、
死の直前のわずか一年を
松下村塾で教えた松陰は、
ひたすら幕命を畏れる萩の藩士たちにとって
過激な危険思想家でしかなかった。

(ただ藩主毛利敬親は
終始松陰の才を認めていたようである。)

いつの世も青年は危険思想に憧れる。

久坂も高杉も吉田も入江も
怜悧すぎる松陰の頭脳が放つ妖気に
夜な夜な引きよせられるようにして、
萩市郊外の松本村に通った。

高杉などは
親の目を盗むように
家族が寝静まった夜更けになって、
ひそかに松下村塾に足をはこんだ。

一君万民論を説く松下村塾、
どうやらそのあたりに
長州藩における市民革命の淵源があるように思える。

市民革命とは、松蔭の草莽崛起、
のちの高杉の奇兵隊のことを言っている。

つづきはまたあした。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
茶と剣(10) 御林守河村家を守る会/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる