北島君!結婚おめでとう!!

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2月13日は茂木健一郎先生の講演会の日です。

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昨日、
卒業生北島正二朗君の結婚式のために
ビデオレターを撮影しに友人の横山君が姿を見せました。

これまで卒業生の結婚式に招待されることは
何度もありましたが、
ビデオレターというのは初めてです。

もうかれらも30歳を超えて
堂々たる社会の中堅を支える人材となりました。

「正二朗君といえば、正一郎君の弟さんだったね、
 ちょっとお茶目な明るい子だったね。
 お父さまが市民病院のお医者さんで
 たしか口腔外科を担当なさっていた。
 
 あの明るさを大事に生きて欲しい」

とまあこんなことを話そうと思っていたところが、
横山君が附属中学の卒業文集を持ってきたのです。

「先生、これが正二朗の文章ですよ、
 ちょっとおませでしょう」

うん、うん、と言いながら私はそれに目を通して、
あっ、と声を上げました。

こんなふうに書いてあったのです。

『私の将来』と題された北島正二朗君の文章から、
ちょっと引用しましょう。

「・・・古代人の事について考えてみたいし、

 河村先生という私の先生から物理の
 ー初歩的な事だがー話を聞くと、
 物理学もおもしろそうだし、

 まあ、今ならどの方面へも行けると思うので、
 じっくり考えていきたい」

これを持ってきた横山君も
これには気づいていなかったようで
まさか塾教師の私の名前を
中学校の卒業文集に載せるとは
ふたりとも目が点でした。

現在の正二朗君は歯医者でありながら
癌研究の研究者として
新婚早々シンガポールへ旅立つというのです。

彼が中学の時夢みたような研究者の道を
すでにしっかりと歩んでいたのです。

一介の塾の先生のことを卒業文集にあげて
しかも結婚式にビデオレターを求めて下さることに感謝します。

正二朗君の明るい将来に祝福あれ!

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この記事へのコメント

北島
2012年05月22日 01:26
ご無沙汰しております。その節はありがとうございました。
御礼にうかがわなければと思いつつ、もう二年が過ぎてしまいました。
今日、本当にたまたま、某所に塾長のことにふれた投稿をしたことがきっかけで、久しぶりに覗いてみました。

つぶやきのようなものなので拙い文章ですが、ここに転載させて下さい。
また次回帰国時には、島進にも寄らせて頂きたいと思います。
それでは、また。
北島
2012年06月08日 00:50
僕が昔通っていた塾には、試験明けに「パーティー」というのがありました。
文字通りパーティーで、塾長のおごりでジュースやお菓子を沢山買って、塾の時間なのにゲームとかしながらただただ遊んで過ごすというもの。
これ、今更ながらにすごいなあと思うんですよね。そんなことできる塾って、ほとんどないと思う。
大事なのは、試験の出来とか一切関係なく、とにかく皆でパーティー、ということなんです。出来た子も、出来なかった子も、勉学の場で楽しく遊ぶ。
大事なことを学んだと思います。

出来たら飴を、出来なかったら鞭を、というのは一見合理的です。
確かに合理的です。そうですね、馬を合理的に働かせるにはいい方法かもしれません。(僕は午年生まれなんでアレですけど)
けれど、その方法では、人間の子供からそれ以上の知を引き出すことはできないのだと、これは内田樹さんの受け売りですが。
塾長はひょっとすると、経験からそういうことを、無意識にでも理解していたのかもしれません。
その他にも、中学生にはちょっと難しい物理学の話をしてくれたりとか、あと今でも記憶に残っているのは、図形の問題を解いている時。
図形って、なにか突破口が見つかるまでじーっと考えていなきゃいけないじゃないですか。試しに計算してみる、とかいう逃げ道がない。
3分5分と考えても分からないと、ギブアップしたくなる。けどそこで、「考えれば考えるほど頭がよくなるから、もっと考えなさい」と言われました。

これは至言だと思うんです。何か買ってもらうために勉強するでも、叱られるのが怖いから勉強するでもない、ただ「知を磨く」ためだけに勉強する。
駆け出しではありますが、学者として身を立てんとしている今の自分の、原体験はそこにあるのかも知れません。
『最終講義』(内田樹・著)を読みながら、ふとそんなことを思った夜でした。

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