刀剣(7)

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(写真は 伝来の矢立)

刀剣(7)

太刀を立てかけるふしぎな形をしたものがあって、
ちいさいころはそれ何であるのか知りませんでした。

それは50センチほどの高さで、
いちばん上に馬蹄形をした木の枠がついていて、
それをささえる支柱が、すこし湾曲した形で下の台座からのびています。
台座は楕円形をしていたように憶えています。

その太刀掛は高校生くらいまで残っていましたが、
やがてこわれてうしなわれました。

べつに何の感慨もなく、いろんなものが毀れて消えていきました。
たとえば鎧櫃(よろいびつ)なども、
中の鎧兜とともにほとんど崩れて原形をとどめなくなって、
捨てられました。

いまのように、
文化的価値などをみとめるほどの余裕などなかったのです。

現在「河村家住宅」のなかに常設展示されている古物などは
あまり価値のないものですが、
数世紀の時代の辛酸をなめながらわずかに残されたものです。
また公開日を決めて、
みなさまにご覧いただく機会をつくろうと思っています。

ところで、伝来の太刀がどのようにして我が家から失われたのかは、
あしたお話しします。

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