テーマ:文学・科学

あんまり空が高いから、お能を見たくなった。

いつもリゾート地に暮らしているから(笑)、 こんなに空が高いと、東京へ行きたくなる。 東京に連泊したくなる。 シカをみたか、いやあればカモシカだろう、 カモシカはシカじゃないんだぞ、 そんな会話からしばらく離れて、お能をみたい。 日毎夜毎にお能をみたい。 薪能があればもっといい。 お能が好きだ。 あの、…
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佐藤泰志のこと

佐藤泰志のこと 先日、茂木先生の講演会から帰って、近藤の福一漁業を見て、自宅に着いたら、 なんと毎日新聞社の記者さんが待っていました。鴻野さんも。 鴻野元希さんって、いまから10年前の夏に、ご夫婦で我が家を訪れた方。 そのときのことは、ブログに書きました。 http://ohayashimorikawamurake.a…
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アルチュール・ランボー

アルチュール・ランボー 文学にこころ寄せる者はみなランボーを経験する、といっていい。 ぼくだって、紅い革表紙の『ランボー詩集』を手にして放浪した。 ランボー熱にうかされてコオヒイとビスケットだけで暮らした青春があったんだ。 ランボーは早熟の天才で、とても綺麗な少年で、ヴェルレーヌと同棲して、 二十歳で「地獄の一季節」と…
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花燃ゆ2

あの子は何ものだったのか。 一瞬天空から翔け降りてきて たちまち空へ去ったあの青年のことです。 松下村塾の前に立つと その小ささにだれしも驚くでしょう。 わずか三年の間、 そのちいさな塾でかれは若者たちを教えました。 大先生が一段高いところから教え諭す、 というのとまったく違って、 生徒の横…
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花燃ゆ1

青く光る日本刀の刃にふれてみたくなるような 危険な魅力を 萩の青年たちは松陰先生に感じとっていたのでしょう。 松下村塾へ通うことを 若者たちの両親は極度に恐れました。 しかし松陰の頭脳には 幕末にしてすでに世界が見えていたのです。 ナポレオンの国民軍が ヨーロッパ封建制度の正規軍を 破竹の勢いで倒し…
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青のとき

わたしは朝が早いから 私は朝が早いから 明け方のあの一瞬を見ることができるのです。 あの一瞬とは、 一面がコバルトブルーにそまるわずかな瞬間。 夜と朝のはざまに ふいに異界があらわれたように 青い光にみたされるあの瞬間。 そこにひとが立てば 霧のようにかすかな青いひかりの粒におおわれ あちらへと行って…
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Mont Saint-Michel

わたしは山村に住むものですが、 こころはしばしば異国をさすらう。 モンサンミッシェルのみえる坂道を下るとき、 私は思う。 梅なければ早春はさみしく、 サクラなければ散る春の哀しさもない。 山村にはすべてあるのに、 それでも異国を憧れ、 モンサンミッシェルはそこに見える。
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グミをかむようなかみきれない感覚をのこして

大井川の鉄橋をわたるとき、ふいに、安部公房の光の感覚がよみがえった。 『砂の女』『箱男』に満ちている光の感覚。 なぜそれがふいによみがえるのかはわからない。 いつもそれはふいにくる。 そうしてグミをかむようなかみきれない感覚をのこして 核心をみせぬままゆっくりときえてゆく。
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八木重吉

八木重吉を思い出す。 なぜだろう。 立原でも堀辰雄でもない。 秋にはきまって 八木重吉を思い出す。 なぜだろう。 風が透き徹っているからか。 悲しく純粋な 神のこころ。 ゆうぐれ 瞳をひらけば ふるさとの母うへもまた とおくみひとみをひらきたまひて かあゆきものよといひたまふここちするなり
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私はなぜ書くのか・終戦の日に

にほんブログ村 『御林守河村家の歴史 中世編』が完成したから、 これから10年ほどかけて、 次の作品に取りかかろうと思っている。 なぜ私は書きつづけるのか、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれない。 それは佐藤への鎮魂の意味もある。 佐藤泰志、かれは我が青春期の好敵手だった。 私は20歳で、文学…
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御林守河村家の歴史68(山本勘助のこと)

にほんブログ村 山本勘助(歌川国芳作) 歴史論文を書くとき最も重要なことは 的確な史料を示すことである。 もちろんその史料とは、 同時代に書かれた一次史料とよばれる古文書のこと。 たとえば500年前のことを語るのに 明治期にはじめて書かれた書物の内容を根拠としてあげても、 歴史研究者は相手にしない。 …
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御林守河村家の歴史67

にほんブログ村 山本勘助 昨日は、 歴史論文と科学論文とはどこが違うのか、 ということで、 最初に科学論文について小保方さんのことを書いた。 http://ohayashimorikawamurake.at.webry.info/201405/article_7.html 科学とは再現性の認められる論文を積み重…
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御林守河村家の歴史66(小保方問題)

にほんブログ村 小保方さん 歴史論文と科学論文とはどこが違うのか、 それを少し考えてみたいと思う。 もちろん小保方さんのことも含めて。 科学論文では、 それに記された手順で実験を行うと 誰でも論文に記されたのと同じ結論に至るとき、 その論文は正しいとされる。 それゆえ論文に記載された実験データは決して加…
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佐藤泰志のこと・「そこのみにて光輝く」映画化

にほんブログ村 (見出しの佐藤は佐藤泰志、谷島は私・河村隆夫のペンネーム) もう十五年も前のことになります。 陽ざしのふりそそぐ正午ちかく、 玄関にハイキングのご夫婦が立っていました。 用件をたずねると、 掛川から倉真川をさかのぼって 大代川の上流から金谷へむかう途中で 「河村家住宅」を見にたちよりました、…
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放射能(正しくは放射線)ってナンだろう?

放射能ってナンだろう? そう思って、昨年、国立科学博物館を訪ねてインタビューした時の動画です。 とても勉強になりました。 下のURLをクリックするとご覧いただけます。 「国立科学博物館 霧箱」 http://www.youtube.com/watch?v=2PXrY0eOkok&feature=youtu.be&a…
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西暦775年の宇宙線大襲来

名古屋大学 三宅ふさ さんの大発見! 西暦775年、 平年の10倍の宇宙放射線が地球に降り注いだことを 屋久杉の年輪から解き明かした。 (NHKコズミック フロント より) 宇宙放射線は、 いわゆる放射能(放射線)と全く同一のもの(放射線医学総合研究所)。 ということは、 通常の宇宙放射線量は0.39ミリ…
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リラ冷え

リラ冷え、とか、花冷えという言葉を思うと、 記憶は40年前にさかのぼる。 札幌の街にリラの咲きみだれる五月に、 ふいに小冬がやってくる。 きのうまでは、半袖から白い肌を出していたのに、 きょうはスプリングコートの襟を立てる。 リラの花も息をひそめている。 今朝はリラ冷えの街を思いおこさせる。 このふしぎな季節は、…
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従兄が同窓会長

先週金曜日、北海道大学理学部化学同窓会が 大阪で開かれました。 従兄の邦夫さん(元・弘前大学副学長)が同窓会長なので 私も出席しました。 ノーベル賞受賞者の鈴木章先生も同窓生です。 同窓会長大関邦夫さんと ノーベル賞受賞鈴木章先生と(2001年1月の新年会)
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必見!本日夜10時NHKBS「古代ギリシャ・・」

家族全員でご覧ください!!! 学校で、職場で、ぜひ広めて下さい!!! 今夜、歴史が変わります!!! 本日(11/29)夜10時~11時 NHKBSコズミックフロント 「古代ギリシャ 驚異の天文コンピューター」 必見! NHK番宣 http://www.nhk.or.jp/space/program/cos…
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黒い旗

                   黒い旗 (今から四十年前、学生時代に書いた雑文です) 目覚ましが鳴っている。 もう十時か。 ずいぶん眠ったのに、疲れている。 そうだ、二講目は、数学の試験だった。まだ間に会う。 だがよそう。疲れちまった。なんだか、ひどく、疲れている…
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科学啓蒙書百選

(『アンティキテラ 古代ギリシャのコンピューター』) 1 『アンティキテラ』 ジョー・マーチャント 文藝春秋 2 『二重らせん』 ジェームス・D・ワトソン 講談社文庫 3 『脳内現象』 茂木健一郎 NHKブックス 4 『ソロモンの指環』 コンラート ローレンツ 早川書房 5 『フェルマーの最終定理』 サイモン シン 新潮社…
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あまりの衝撃ゆえに

『心と脳に効く名言 言葉と測りあうために』茂木健一郎著。 第十章、小津安二郎の一節を読んで、衝撃を受けた。 芸術の核心を突いている。 私もブログを書かずにはいられずに、書こうとしたが、 一昨日からの風邪薬のせいで頭が朦朧としている。 それで、私の過去ログからいくつかの文章をひいてきて、 この衝撃の意味を少しで…
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こんなふうに思っている

(拙著『蒼天のクオリア』茂木健一郎先生序文。島田駅前BOOKS ZENに置いてあります) ちかごろつくづく思う。 表舞台が好きな人。 彼らは笑顔がすてきで、元気なあかるい声で挨拶をしてくる。 彼らは人と上手にまじりあい、快活な人間関係を築く。 彼らの特殊技能は、信頼関係のネットワークを構築することだ。 だから世に出て…
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『心と脳に効く名言』宮沢賢治

先生の文章を読むときにいつも感じる空間の感覚、 それは谷川俊太郎や宮沢賢治ともちがう 透徹した時空間の感覚、 おそらくそれは物理学の空間認識からくるのだろう。 静謐の宇宙を感じる。 そう思って読みかえしても、 取り立ててそれが書かれているわけではない。 「文明の星時間」では 歴史について書かれているの…
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『心と脳に効く名言』立原道造

(『心と脳に効く名言』PHP) すべてがおぼろな記憶で、 詩を読みふけっていた十代のころの記憶は、 もはや定かなものではありません。 それでも立原の印象は、 きえかけた記憶のなかから、 遠い高原の歌声のようにかすかにきこえてきます。 堀辰雄と親交のあった立原が、 東大工学部の建築学科の学生で、 烏口というの…
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『心と脳に効く名言』岡潔

(『心と脳に効く名言』PHP) いま、岡潔の一節を読み終えた。 どうしてこんなに深くしみてくるのか。 岡潔、碧条揚羽、数学、文学、発見。 これらすべての言葉が、私の青春や、少年期のとつながっている。 胎児と母体を繋ぐへその緒のように、 それらの言葉は若き日へと私を回帰させる。 茂木先生が岡潔と溶けあうように…
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シュレディンガーの鳥

(拙著『蒼天のクオリア』茂木健一郎先生序文。島田駅前BOOKS ZENに置いてあります) シュレディンガーの鳥。 猫ではなく鳥。 量子力学の魔が、マクロの世界に姿を見せはじめた。 時空の消滅が近づいているのか。 新しい物理学の夜明けを呼ぶ声か。 古典力学は幕を閉じるか。 生と死の縮退。
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山の上の家に向けて

今朝こころに浮かんだことを書き記す。 山の上の家に向けて、こころを文学モードに転換している。 日本文学における幽玄は、その文法に内在している。 「花も紅葉もなかりけり」と言うとき、 「花も紅葉も」と聞くひとの心には、すでに花も咲き、紅葉も山を染めている。 そのあとで、 「なかりけり」と、 花や紅葉の存在を否…
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鈴木先輩、ノーベル賞受賞おめでとうございます!

[島田市指定文化財]御林守河村家 北海道大学理学部の 先輩であり師でもある鈴木章先生がノーベル賞を受賞したことを 心よりお祝い申し上げます。 明治9年(1876)に始まる北大の 伝統あるレンガ造りの理学部校舎で 鈴木先輩も私も共に学んだのかと思うと 感慨深いものがあります。 私が北大で物理化学…
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ポアンカレ予想とニューラルネット

脳のニューラルネットは多くとも8種類の機能から構成されている。 今朝、ポアンカレ予想から着想した。 この簡単な証明を私は思いついたが、 ネットが不安定で書ききれな
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