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<<   作成日時 : 2009/04/24 07:00   >>

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つまるところそれは神、と思うのです。

神がつくり給うたこの世は、
いったいどのような構造になっているのか、
彼らはその仔細を知りたいと
われらの想像を遙かに越えた知的欲求をもつのでしょうか。

真理、というものが存在していて、
その存在を究明したい、
そのようにかれらは希求するのでしょうか。

東洋の叡知は、孔子にせよ釈迦にせよ、
真理については語らぬことをもって良しとする
無記の姿勢を貫きました。

不立文字、ということです。

真理は知り得ないのだという諦念、
それをもって至高の智慧としたのです。

千数百年のあいだに、
彼らが蒸気機関を生み、
我らはそこへ到達し得なかったという
決定的な差違を生みだしたのは
やはりそこなのでしょうか。

よく考えてみなければなりません。

その蒸気機関車にはじめて乗った
遣米使節団の驚愕は
七言絶句として刻まれました。

********************

「○○○○○○○のためのエチュード」

連載62回

(『万延元年の遣米使節団』 宮永孝)
 1860年3月〜9月 世界一周して帰朝)

「奇獣珍禽簇異花  奇獣珍禽異花にむらがる
 有榔株処両三家  椰株のある処両三家
 眼前風景難看取  眼前の風景看取しがたし 
 電激奔過霹靂車  電激に奔過す(走り過ぎる)霹靂車(汽車)」
(「亜行日記」森田岡太郎)

「其早キコト譬フルニ物ナク、六輌ノ車輪
 一条ノ鉄路ニキシリ鳴動ノ響キ雷鳴ノ如ク
 途中ノ景物人物ハ走馬燈ノ趣ニ似タリ」
(「亜行日記」森田岡太郎)

「日本人は蒸気車(汽車)を見るのも乗るのも、
 今回が初めてであったので、
 機関車・客車・線路なども微細に観察したが、
 鉄路(線路)の上を走るのだと聞いて、実に意外な気がした。

 鉄路という車道は、薪を割ったような木を横にならべ、
 その上に凹んだ軌条を二本敷いてある。
 車輪はこの軌条にはまり、左右へはずれないようになっている。
 やがて蒸気が盛んに出て、汽車が走り出す寸前になった。

 汽車に乗ると目がまわると聞いていたので、一同心配していると、
 すさまじい音がして走り出した」
(『万延元年の遣米使節団』 宮永孝)

「東洋の友人たちを通商関係の伸長へと誘い込みたい」
(『ニューヨーク・タイムズ』紙)

「アメリカ人が力を注いだのは、捕鯨業と対中国貿易であり、
 その中継地として日本との通商開始を願う者が少なくなかった。
 アメリカがペリーの艦隊を日本に派遣し、
 かたくなに鎖国をつづけている日本の扉を
 無理矢理開けさせたのは、
 単に米国船と乗組員の生命財産の保護、
 カリフォルニアと清国間の定期航路のための貯炭所設置、
 薪水食糧の補給などを受けるためだけではなかった。

 真の目的は、対清国貿易で大きな利益を占めていたアメリカが、
 対日貿易でも同じように巨利を得ようとの
 商業主義から出たことであった」
(『万延元年の遣米使節団』 宮永孝)

「またアメリカ人は、単にこのような商業主義からのみ、
 空前にして絶後の歓迎陣を敷いたのではなかったようだ。
 アメリカ側は、極東の何やら得体の知れない、
 未知の国日本が数世紀に及ぶ堅い鎖国の障壁を打ち破り、
 開国に踏み切って、修好通商条約を結び、
 その批准交換のためにわざわざ万里のかなたから
 大使節団を派遣した壮挙と、
 かれらの与えられた任務の重要性を高く評価したからであり、
 さらに四千万国民の代表である日本使節団に
 西洋文明の偉大さを認識させ、かつかれらを居教導し、
 共に文明と繁栄との道を歩もうとの意図も心の底にあったようだ」
(『万延元年の遣米使節団』 宮永孝)

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きょうはここまで。

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